日本ワイン好きがいま、選んでる!無濾過ワイン

よりナチュラルな味わいを求めて。発酵を終えたワインの味わいそのままを活かして、あえて濾過や清澄化をせずにボトリングされるワインに注目!

飲み手と造り手の距離が近い、日本ワインならではの贅沢な楽しみ。濾過をせず、造りたてのうまみや味わいを残した無濾過のワインがブーム!

飲み手と造り手の距離が近い、日本ワインならではの贅沢な楽しみ。濾過をせず、造りたてのうまみや味わいを残した無濾過のワインがブーム!

発酵を終えたワインは、多糖類やタンパク質などの不溶物が多量に含まれています。また、発酵によって増えた酵母などによって、濁った状態になります。そのため、ワイナリーは通常、澱引きや濾過作業などの作業をして、浮遊物のない、透明感を増した状態で出荷します。一般的には澱を沈ませて上澄みと分ける方法に加え、フィルターによる濾過や清澄剤の使用などがありますが、清澄化することで品質が安定し、きれいで濁りのない状態で流通することができるというメリットがあります。ところがこの清澄化には、ワインの風味まで奪ってしまうという側面があり、もっとワインそのもののピュアな味わいを楽しんでもらいたいと考えるワイナリーは、「無濾過ワイン」や「にごりワイン」を造るようになりました。この無濾過ワインは、澱や酵母、タンパク質などが残っているため、輸送や温度変化に左右されやすい部分があり、長距離輸送には不向き。造り手と飲み手の物理的な距離が近い日本ワインだからこそ、たっぷりと楽しめるカテゴリです。

[無濾過赤ワイン]

マスカット・ベーリーAに苦手意識のあるワイン通にこそ飲んでほしい傑作『サージュV.V. 2018』!イメージを覆す驚きの味わい。

南アルプスで最も古い、樹齢57年のマスカット・ベーリーAによる偉大なミディアムボディの赤ワイン!年月を重ねるほど味わいは深く、ブドウの力強さが増していくのが体感できる、貴重な古木のワインです。ピノ・ノワールの妖艶さ、メルローの甘美さを感じさせ、マスカット・ベーリーAのチャーミングなイメージを覆す、驚きの味わい。凝縮感とまろやかな旨みに包まれます。マスカット・ベーリーAに苦手意識のあるワイン愛好家にこそ飲んでほしい傑作です!「50年を超える古木はブドウのSage「賢者」のごとくたいへん力強いワインを生み出します。ある年は荒々しく、またある年には可憐さを映し出します。古木は変幻自在にその味覚を変え、飲み手の心を揺さぶります(ドメーヌヒデ/渋谷英雄氏)」。

サージュV.V. 2018/4,840yen(税込)

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カーブドッチの大人気どうぶつシリーズ!珍しいサンジョヴェーゼ100%の『2020 あなぐま (サンジョヴェーゼ)』。

サンジョヴェーゼ100%の「あなぐま」は、チャーミングさ&旨みが魅力の、ライトボディの赤ワインです。常温で楽しむのがおすすめです。「あなぐま」はロゼと赤の中間のような色と優しい飲み口、そして旨みがギュッと詰まった密度の高い液体を目指して造っています。自社の砂質のサンジョヴェーゼを原料に極低温化で皮から色やエキス分を抽出し、その後、古樽にて発酵熟成をおこなっています。2020年の「あなぐま」は鮮やかなルビー色とサワーチェリーのような華やかな香りがあり、わずかに感じる火薬のような黒いニュアンスがアクセントになっています。味わいはいつも通りスルスル飲める優しさです。冷やしすぎず常温(18℃程度)でお楽しみください(カーブドッチ・ワイナリー/掛川史人氏)」。

2020 あなぐま (サンジョヴェーゼ)/3,960yen(税込)

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試行錯誤を重ねた適地適品種の自社畑ブドウを、無清澄・無濾過でビン詰めした『2019 協奏曲R (こころみシリーズ)』。

『ココ・ファーム・ワイナリー』が、可能な限りベストなワインを造ろうという新しい「こころみ」をテーマにした「こころみシリーズ」。1950年代に足利に開墾された急斜面で育てられているノートン、1982年に開墾された佐野市赤見のタナ、小公子をブレンドした珍しい赤ワイン。ミディアムボディのエレガントなタイプです。自家畑で園生とスタッフが一房一粒を大切に育てたノートン、タナ、小公子は、それぞれのブドウの持ち味が響き合います。 野生酵母で醗酵、野生乳酸菌によるマロラクティック醗酵をおこない、澱引きし、無清澄・無濾過でビン詰め。ドクター・スマート氏など世界のワイン専門家からのアドバイスを受け、試行錯誤を重ねて、こころみ学園のブドウ畑に適した品種を選び、ブドウ畑の麓の醸造場で純粋に飾り気なく造っています。

2019 協奏曲R(こころみシリーズ)/4,730yen(税込)

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日本を代表する醸造家の一人、味村興成氏が手がけるワイナリーの代表作『KATAOKA MERLOT 2020 AMERICAN OAK』!

日本を代表する醸造家の一人である味村興成(あじむらこうせい)氏が自身の名を冠して信州桔梗ヶ原ワインバレーに設立した「ドメーヌ・コーセイ」の代表作「KATAOKA MERLOT (片丘メルロ)」のアメリカンオーク。2020ヴィンテージはフレンチオークとアメリカンオークの2種類をリリース。エレガントなミディアムボディの赤ワインを飲み比べて楽しめるのは、メルローに特化したプレミアムワイナリーならではです。「2020年ヴィンテージは2回目の仕込みで、樽も100%新樽ではなくなり、一空き樽の使用も可能で、樽育成のバリエーションも増えました。とは言え、まだ樽香は強い傾向にあるので、11カ月間の樽育成後、樽空け・瓶詰めをしました。また、澱下げ・濾過等の処理はおこなわず、無濾過で2021年12月に瓶詰めをしました。まだ樹齢5年のブドウ樹ですので、このブドウのポテンシャルを充分に引き出すには、余計な澱下げや濾過は必要ないと判断しました。澱下げしなくても口中でのタンニン分はスムーズで、滑らかに喉を通って行きます(ドメーヌ・コーセイ/味村興成氏)」。

KATAOKA MERLOT 2020 AMERICAN OAK/4,950yen(税込)

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[無濾過白ワイン]

無補糖、無補酸、無濾過!全房プレスした果実を古樽のみで発酵熟成させた『植ノ山畑 シャルドネ 2017』。

瓶熟成によりコクが出てきているリッチな味わいのシャルドネ白ワインです。ワイナリーからほど近い植ノ山畑(うえのやまばたけ)の自社畑のシャルドネを100%使用した、単一畑のワインです。赤土で小石交じりの畑からは高品質のブドウが生み出されています。全房プレスした果実を、古樽のみで発酵熟成。無補糖、無補酸、無濾過です。冷涼な夏を反映した辛口シャープなスタイルが、瓶熟成を経て現在はコクが出てきてリッチな味わいに。まさに今、飲み頃を迎えています!おすすめのペアリングは、豚しゃぶ、揚げ豆腐、焼き鳥(塩)など。

植ノ山畑 シャルドネ 2017/4,290yen(税込)

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何も足さずにそのまま瓶詰めされた醸しのナイアガラ『Cornetfish(コルネットフィッシュ) 2021』!

ナイアガラを醸し(オレンジワインの手法)状態で発酵槽に静置し、染み出る液体を3日間かけて集めたという辛口のフルーティーな白ワイン。柔らかい甘い香りと、しっかりした旨味、皮由来のほろ苦いニュアンスが魅力!白ワインとオレンジワインの間の感覚でお楽しみいただけます。無清澄無濾過。亜硫酸不使用。「いろいろとあって。今回、プレス機を使用した圧搾はおこなっていません。果皮と合わさったいわゆる醸し状態で発酵槽に静置。染み出る液体をくみ取って集めました。日本酒でいうところの、雫どり?袋どり?ぽたぽたとでる果汁を3日間かけて集めました。果汁はステンレスタンクにて低温発酵。何も足さずにそのまま瓶詰めしています(醸造家・小林英雄氏)」。

Cornetfish 2021/3,410yen(税込)

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無濾過のにごりワインを造る、こだわりのワイナリーから到着した『Chardonnay Girl 2020 シャルドネ・ガール』。

『ヒトミワイナリー』の人気銘柄でおなじみ、山形県高畠町の大浦進(おおうらすすむ)氏が栽培するシャルドネをフレンチオーク樽で低温醗酵し約6カ月間熟成させた、とっておきの辛口白ワインです。時間の経過とともに広がる果実味とコクが楽しめます。ポップなラベルデザインにも注目!「山形県高畠町の大浦進さんが栽培するシャルドネと単為結果のデラウェアを使用しました。シャルドネの半量は全房でゆっくりプレスをおこない、残りの半量は除梗破砕したものを1日スキンコンタクトさせてからプレスをおこないました。プレス後はそれぞれフレンチオークの樽に入れ低温で醗酵させ、醗酵終了後もそのまま樽の中で約6カ月間熟成させ、瓶詰めしました。本ヴィンテージのシャルドネは例年に比べ酸落ちしているように感じたため、単為結果デラウェアを8%程度加えることで、味わいを調整しました(ヒトミワイナリー)」。

Chardonnay Girl 2020 シャルドネ・ガール/3,630yen(税込)

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[無濾過オレンジワイン]

大人気「どうぶつシリーズ」からオレンジワイン『2020 いっかく (アッサンブラージュ)』が登場!

大人気「どうぶつシリーズ」から1年ぶりにオレンジワイン「いっかく」が登場!辛口まろやかなオレンジワインです。優しく体に染み入るようなワインを目指して造られています。「1年ぶりに造ったオレンジワインの「いっかく」。2種のブドウを原料に優しく体に染み入る味わいを目指して造りました。2020年はケルナーとソーヴィニヨン・ブランから造りました。品種ごとに仕込んだマセラシオン期間は約半年間。初期にわずかに酢酸のニュアンスをまとわせています。オレンジワインの面白さは浸漬期間によってワインの雰囲気が大きく変わることだと思っているのですが、今回のように半年ほどおこなうと元々の品種香がわずかに残りながら品種ごとのオレンジ特有の香りが出てきます。出来上がったワインはケルナーのトロリとしたようなマスカット香とソーヴィニヨン・ブランの生姜っぽいニュアンスが交じり合った爽やかかつ怪しげな雰囲気をまとっています。味わいに澱のニュアンスが欲しかったので通常よりかなり多めに残してありますので、抜栓前に軽く振ってからの方がバランスよく楽しめます(カーブドッチ・ワイナリー/掛川史人氏)」。

2020 いっかく (アッサンブラージュ)/4,950yen(税込)

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アンフォラで醸したものなど3通りの手法で仕込んだデラウェアをブレンドしたオレンジワイン『Arancione 2020』!

山形県南陽市産のデラウェアを、アンフォラ(陶器の壺)で仕込んだものなど3通りの手法で醸造しブレンド!旨味と渋み、果実味のバランスがいい、辛口フルーティーなオレンジワインです。ファッションブランドとのコラボレーションや商業施設のウォールペイントなど幅広い分野で活躍するデザイナー、RYOONO氏が手がけるヴィヴィットなグラフィックが目を引くラベルもGRAPE REPUBLIC(グレープリパブリック)の大きな特長。このワインのラベルは、山形県の県鳥でもあり、雌雄仲むつまじい事でも知られる"オシドリ"のモチーフで、お祝いのシーンにもぴったり!「原料はデラウェア100%、全て山形県南陽市産です。デラウェアは3つに分けて醸造しました。 一つは全て除梗し4日間皮と醸したもの。もう一つは全房発酵させ8日間皮と醸したもの(いずれもステンレスタンク使用)。そして全房発酵でアンフォラにて9日間皮と醸したもの。 それら3つを2021年3月にブレンドしました。 醸造、旨味と渋み、そして果実味のバランスがいいオレンジワインです(GRAPE REPUBLIC)」。

Arancione 2020/SOLD OUT
Arancione 2021/2,970yen(税込)

※画像はイメージです。2020ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2021ヴィンテージです。

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フランソワ・デュマ氏監修のナチュール『Fermented on skin in Amphora 2020』!

ナチュラルワインを日本に紹介したパイオニアの一人であるフランス人、フランソワ・デュマ氏が山形県南陽市「GRAPE REPUBLIC(グレーブリパブリック)」の協力を得て醸造した注目のオレンジワイン。山形県産デラウェアを除梗後、アンフォラで26日間の浸漬&自然酵母にて発酵。その後6か月間ステンレスタンクで熟成し4月19日に瓶詰めしました。亜硫酸無使用、無補糖、無清澄、無濾過です。ブドウの発育状況は良く、地域で最後に収穫したブドウを使用、しっかり発酵。デラウェアならではのチャーミングな香りの後に紅茶やウィスキー的なニュアンスを感じられる、奥行きのある辛口フルーティーなオレンジワインです。アペリティフ的な飲み方も、しっかり腰を落ち着けて、料理と一緒に楽しむのもおすすめ。

Fermented on skin in Amphora 2020/SOLD OUT
Fermented on skin in Amphora 2021/5,500yen(税込)

※画像はイメージです。2020ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2021ヴィンテージです。

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京都の老舗窯元「嘉祥窯」と開発。日本初「呼吸する陶器の壺」で仕立てたワイン『【ドメーヌヒデ×wa-syu 壺仕立て オレンジ 甲州 2021』。

「ドメーヌヒデ」の渋谷氏と、京都清水の地で茶道具を100 年以上にわたって創作してきた京焼の窯元「嘉祥窯」四代目当主の森岡嘉祥(もりおかかしょう)氏が共同開発した、 美味しい日本ワインを造るための「呼吸する陶器の壺 」。前例のない、ワインのための壺を造るために、ワインにとって最善の土、釉薬、焼きのテストとテイスティングを繰り返しながら、日本初となる "ワインを熟成させるための壺 " が完成しました。南アルプスで育った味わい深い甲州ブドウが、壺との呼吸によってより力強く変化しています。新たな発見に満ちた、日本ならではの辛口オレンジワインです。飲み頃温度は、8〜10度です。ラベルは画家の山本ミノ氏の作品「閃き」シリーズから。「2021年のヴィンテージで、まだ日が浅いとは思えない、余韻の長さと深い味わいを持つワインに仕上がりました。こっくりとした琥珀色も美しい、極上の一本です。香木のような、森林浴を思わせるアロマを感じます。いい意味で、甲州のイメージを覆す、深い味わい。甲州単一とは思えない、複雑な旨みがあります。さらに寝かせるともっと熟成が進み、深みも増していきそうです(ドメーヌヒデ/渋谷英雄氏)」。

【ドメーヌヒデ×wa-syu】壺仕立て オレンジ 甲州 2021/6,930yen(税込)

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[無濾過ロゼワイン]

自社畑のメルロー100%の魅力が感じられる瓶内二次発酵スパークリングワイン『らりるれ ロゼ (微発泡) 2016』。

「メルロー100%の微発泡ワインです。浸漬は2019年より短めですが、低い水素イオン濃度pHのおかげでしっかりと鮮やかな色合いが表われています。前回は野生酵母による一次発酵をおこないましたが、比較的ニュートラルにやった場合にはどうなるかということで、わりあいクリーンに醸造しました。2019年ほど野趣に富んだ味わいではありませんが、畑由来の類似点は多々感じられました。砕いた石を思わせるような引き締まった印象があり、雑味と一緒に旨みがふわっと顔を出します。梗後2日間果皮を浸漬し、色素のみを抽出。プレス後液体だけを中温域でのんびりと発酵。おそらくMLF(マロラクティック発酵)なし。澱引き後、瓶内二次発酵。デゴルジュマンなし。無ろ過・非加熱、清澄は搾汁時のペクチナーゼのみ。グリッシーニやクラッカーなどをあてに飲むとよさそうな、いかにもな辛口ロゼに仕上がりましたが、随所に品種や畑の個性をのぞかせてくれます(ウッディファーム&ワイナリー/金原勇人氏)」。

らりるれ ロゼ(微発泡) 2016/3,630yen(税込)

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旨味とほろ苦さがクセになる味わいのうすにごりスタイル『GreGreGrape (グレグレグレープ) 2021』。

ドメーヌ・ショオの人気銘柄!山形県産スチューベンを野生酵母で仕立てた、うすにごりスタイルの辛口フルーティーなロゼワインです。スチューベンのブドウジュースのような甘い香りとビネガー系の複雑な酸味、旨みとほろ苦さがクセになる味わいで、エスニック料理と相性抜群!無濾過。亜硫酸不使用。当時、小学4年生だった児童が描いたラベルデザインにも注目!「良く熟したブドウからしっかりとした芯が造られました。例年通り自然の流れに任せる造り。2021年も醸し期間を長めにとり、じっくりと皮のねちゃっとした旨味を引き出しました。獣臭若干強めですが、魅力的な雰囲気を醸し出しています。ブドウジュースのような甘い香りから始まり、ビネガー系の複雑な酸味もあり、旨みとほろ苦さでスーッと伸びていきます。エスニック・スパイシーな料理にも相性良しです(ドメーヌ・ショオ/小林英雄氏)」。

GreGreGrape 2021/3,410yen(税込)

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早摘みのスチューベンを2日間スキンコンタクトさせたロゼ『Steuben 2020 スチューベン』。スイカやライチの香り!

完熟より少し早めに収穫したスチューベンによる、辛口フルーティーなロゼワイン。スイカやライチのようなスチューベンならではの香りが楽しめます。「完熟より少し早めに収穫したスチューベンを使用しました。除梗破砕したものを2日間ポリタンクでスキンコンタクトさせた後に搾汁し、ゆっくりと低温で醗酵させました。約2週間のアルコール醗酵後、そのままポリタンクで約3カ月熟成させ、酸化防止剤無添加で瓶詰めしました。スイカやライチのようなスチューベン特有の香り、味わいは穏やかな酸と果実の甘さがスッと抜けます。抜栓直後から豆様の匂いをアフターにわずかに感じ、抜栓から時間が経過するほど、その要素が強くなる傾向にありますので、あまり時間を置かずに召し上がられることをおすすめします(ヒトミワイナリー)」。

Steuben 2020 スチューベン/2,420yen(税込)

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自社畑のメルローのみで造る、フレッシュ&エレガントなロゼワイン『MERLOT ROSE 2021 無濾過 極辛口』。

自社畑のメルローのブドウを除梗・破砕後タンクに入れ、その後しばらくして淡いピンク色の果汁を別のタンクへ引き抜いて発酵させるセニエ法により醸造。ステンレスタンクで低温発酵後、果汁中の繊維質分や酒石を含む粗いオリを取り除き、いわゆるリー・フィーヌと言われる上質な酵母菌体のオリの上でワインを静置させ、オリからワインへ旨味を溶け込ませるシュール・リー製法により仕上げています。「出来るだけブドウのおいしさをワインとして醸し出し、最大限に活かすために無オリ下げ・無冷凍・無濾過・無加熱で瓶詰めしています。またシュール・リーをおこなうことにより、酵母の旨味成分を充分に引き出していますので、 沈殿物が出易くなっています。そのため、やや濁っており、時間が経つとオリや酒石が出ますが、品質に問題はありません。もしオリや酒石が出ている場合には、おいしく召し上がって頂くためにデカンタージュをお薦めします。また、デカンタージュなしでグラスへ注ぐ時には、オリが入らないようにご注意ください。保存する際は冷暗所にお願いします(ドメーヌ・コーセイ)」。

MERLOT ROSE 2021 無濾過 極辛口/3,190yen(税込)

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[無濾過スパークリングワイン]

瓶内二次発酵で、生産本数わずか670本!長期熟成ならではのスパークリングワイン『ブリュット・ナチュール 2014』。

自社畑のピノ・ノワールとシャルドネを使用した瓶内二次発酵の、辛口コクありスパークリングワイン。生産本数はわずか670本のみ、瓶熟期間は48カ月にもおよび、圧倒的なボリュームを生み出しています。長期熟成ならではの美しい黄金色も魅力。リンゴのコンポート、ハチミツ、わずかにシェリー、焼き立てのパンの香り。泡は細部まで溶け込み、時間をかけることで生まれる味わいが楽しめます。無補糖、無補酸、無濾過。おすすめのペアリングはフルーツの盛り合わせ、チョコレートなど。ウッディファーム&ワイナリーは、自社畑で育てたブドウだけでワインを造る、ドメーヌワイナリー。テロワールに恵まれたワイン用ブドウ栽培の適地、蔵王山麓かみのやまで、滋味豊かなワイン造りを目指しています。

ブリュット・ナチュール 2014/5,170yen(税込)

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シャンパーニュ製法ながらも、澱を残した面白いスタイルの瓶内二次発酵スパークリングワイン『Cuvée Rose 2019 brut』。

バラのように華やかな瓶内二次発酵スパークリングワインです。「広島県福山市の蔵王町と瀬戸町のマスカット・ベーリーAを使用した辛口のスパークリングワインです。福山はバラの街ということで福山を代表するワインになってほしいとキュヴェローズ(バラ)と名付けました。除梗・破砕は行わず、全房で果汁を搾っています。エチケットにブラン・ド・ノワールと書いてはありますが、鮮やかなロゼ色をしています。瓶内二次発酵で造っているので繊細な泡が特徴です。あえて澱を残すこと(avant degorgement デゴルジュマンなし)により、瓶内での熟成が期待できます。発売直後はフレッシュな甘いベリーの香りが楽しめますが、熟成が進むにつれ落ち着いた貴婦人のようなニュアンスに変化します(福山わいん工房/古川和秋氏)」。

Cuvée Rose 2019 brut/3,190yen(税込)

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高畠町産種有デラウェア使用。酵母のにごりを残した瓶内二次発酵スパークリングワイン『2019 高畠醗泡 プリデムースデラウェア』。

高畠町産種有デラウェアを使用した瓶内二次発酵のスパークリングワイン。タンク発酵後、清澄化したワインに、活性させた酵母と糖を添加して瓶詰めをおこない、打栓により密封、瓶内で二次発酵後、炭酸ガスによるガス圧とさらなるアルコール度数を得ました。シャンパーニュ地方の伝統的製法のような、酵母滓を除く工程(ディゴルジュマン)や甘味添加(ドサージュ)はおこなわず、あえて酵母のにごりを残しています。新鮮な果実感と、酵母由来のトーストしたパンを思わすような旨味、瓶内二次発酵によるきめ細かいにごりを放つクリーミーな泡立ちが魅力。澱由来の旨味を存分に楽しめます。おすすめのペアリングは、たこ焼き、お好み焼き、クアトロ・フォルマッジ、チーズフォッカチオなど。

2019 高畠醗泡 プリデムースデラウェア/2,090yen(税込)

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酸化防止剤無添加・無ろ過によりブドウ本来の魅力を引出すことに成功した『長野県塩尻市産ナイアガラ スパークリング 2018』!

東京・下町の深川に位置する、都市型ワイナリーが造った、華やかな味わいのスパークリングワイン! ワイン用ブドウの名産地として名高い、長野県塩尻市桔梗ヶ原のナイアガラを使い、瓶内二次発酵で仕上げています。まるでブドウを食べているかのようなという表現にぴったりのワイン造りを目指し、ブドウ本来が持つ香りと味わいを楽しめる、フルーティーな辛口スパークリングワインです。酸化防止剤無添加・無ろ過。瓶底に酒石(結晶)や澱が出る場合がありますが、果実由来成分ですので品質に問題ありません。おすすめのペアリングは雲丹のパスタやピザ、牡蠣など。

長野県塩尻市産ナイアガラ スパークリング 2018/3,190yen(税込)

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日本ワインで、日本をもっと深く知る。
エリア別ワイナリーガイド

日本の感性と職人技を生かした名品が次々と誕生し、国内外の食通を惹きつけながら、進化し続ける日本ワイン。南北に長い日本列島の各地で栽培・収穫されたブドウのみを使用し、日本国内で製造された「日本ワイン」は、その地域の気候や品種によって性質もさまざまで、そのため多様性に富んだ味わいが特徴です。北は北海道、南は九州・沖縄まで。日本全国より、wa-syuが厳選した50以上のワイナリーをエリア別ガイドでご紹介します。

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